カエデで地域活性
ふるさとプロデューサー育成支援事業の中間研修2日目。
朝から「もちもち」と「ふわふわ」に癒されました♪
…事実ですがすいません、割愛しすぎました(あとで登場します)。
秩父のカエデ(秩父カエデ糖)を使って地域おこしをされています、
お菓子な郷推進協議会の中村雅夫さん(
秩父中村屋経営)が登場されました。
(これがまた愛着ある感じなんです。頭だけは岩崎さんです、失礼。)
平行して
カエデの森づくり推進協議会なるものも進行中みたいです。
モンドセレクションなる賞を受賞されているそうです。
秩父カエデ糖のお菓子は美味しそう♪
そして、まず机に座って食べさせられた(正確には食べさせていただいた)のがこちらのふわふわともちもちな商品
「
ちちぶまゆ」というマシュマロ。中にはポチッとメープルが注入されています。
袋を開けた瞬間にメープルの甘い香りがいい感じ。
(決してお世辞でなく、かっこつけでもなく驚きました。)
あと、美味しい食し方おしてブラックコーヒーに入れると最高なんだとか。
(コーヒーはなかったので試せず…。)
ここで
中小企業庁・
中小機構・我々研修生メンバーはじめメープルの虜にされて(正確にはさせていただいて)お話を聞けばもう聞く姿勢しかなかったり。
(人間はやはり胃袋なのか、なんて)
秩父はカエデ、とか昨日の記事にも書いた通りメープルとありますが、
私も知らなかったのですが秩父で自生するカエデはなんと24種類らしいです!
メープルは1本の木から採取できる量も差があったりするようで、
(採取するにポイントも、あるようですが)
樹液の採れた量から実際のメープルには40分の1しかならないそうです!
実際の写真イメージを「秩父メープル 採取」で検索して紹介。
木から採取(ここからポタポタと出るそうです)
タンクを活用(こんな感じで木から出た樹液を集めるそうです)
中村さんのお話を聞きながら上記のような絵を見ているとなんだか
ロマンというか
男心をくすぐられるというか、とにかく現場に行ってみたくなります。
(中小機構のMDことYさんの言う聖地巡礼というやつですかね)
お話はかなり面白く、かつ自身や団体の活動のことを熱く語っていただきました。
個人的に勝手にポイントとしたのは、
・決定力不足の商品は✖️。 → カエデのスキームを作成が成功のきっかけ
・ゴールの明確化
・ヒトとモノを育てる
・地域と資源の財産の共有
・競争と共有
とかとか、が印象に残りました。
やはり商品開発やモノの流通やブランドにはかなり強いこだわりと自信をもっています。
スキームも載せられませんがかなり綿密に作成されています。
わざと高く売る → 条件が合わなければ売らなくていいという考え方であったり、
販路開拓意識として → 買う選択は1.5秒で決まるなんてこととか、
情報発信するヒト・コト・モノに発信をするとか、
地産地消 → 地産東消・地産全消 → 地産地商の考え方とか、
地場の人が自慢できることをしたい!という気持ちが強いからこそ周りとの兼ね合いがあってもうまく
調整できているのかなという進め方でしょうか。
また、森づくりを苗木から育てる30年スパンのプロジェクトなんてこともして町や森を地域の人間やファンを巻き込んでスタートしているようです。
そこからの考えられたスキームはこんなだったりするみたいです。
結局官と民は似ている!?
私が未熟なBlog記事を書くたびに振り返りをすると、
民で起きているコトって私のような官の立場でも活きることは多い気がしています。
もちろん行政が原則としての行政サービスをしていくのは当然のことですが、
先輩方の築いてきている基盤というか軸があるのであれば、
何か新しい芽を植えだしていかなくてはいけないのではないかと考える私。
販路の話とかでも少し似ていて、我々の立場も市民や民の方との相対や会話をすると瞬時にお互いの印象が決まります。
そのことによって目の前の人との会話内容も付き合い方もお互いに変わるでしょう、とか。
競争というワードも行政的には難しいのですが、現実は個人的に思うところがあって、
特産品や産業系の出荷数では開示されたら比べるわけで、
人口と世帯の減少によって反応するわけで、
近隣地域や行政で力を合わせて補い合うこともしているわけで、
新規採用職員の数にしても未来への投資?運営の位置付けであって、
競争というワードが見えないだけで実際は行政サービスの質や人的能力やノウハウ等で甲乙的な問題はあるはずです。
西尾市にも人材育成プログラムはありますが、果たしてどこまで浸透しているでしょう。
(現時点で決してプログラムを肯定も批判もしていません。)
若い年代の力のは経済でも日々の仕事の準備でも同様ですが先手を打つことは重要です。
そうであれば、私含め若い世代の職員を今の先輩方はじめ町や地域に協力を得て成長していける体制が非常に重要なのではと考える私。
中村さんも行政へのお願いなんてこともプレゼンで言っていました。
すごくいい意見だと思います!
決して批判とかでなくあくまでお願い。
かつ現場で活動されている第一線の方の意見ですからね。
秩父市では全てが受け入れられていなくとも
一般師団法人秩父地域おもてなし観光公社の井上さんや
秩父市役所や商工会等がまずは
聞く耳をもっている体制があると思われます。
そのすり合わせによって官も民もハッピーなコトが実現できている気がします。
私はまだ入庁ようやく7ヶ月、かつ部署の活動内容も詳細に把握していない中で大変恐縮なのですがまだまだ必要なコトとして発信できるようにしていきたいと思います。
フィールドワークから振り返り
中村さんのお話を終えて、食事前のフィールドワークを実施。
何でも秩父神社近くで
過去の記事で書いた「
ことりっぷ的」な場所や雰囲気を感じる場所を撮影し、意見を共有しようなんて時間でした。
…私、どう頑張ってもことりっぷ的に近くないので大変困ったわけですが。
とりあえずこんなとか、
またとりあえずこんなとか、
またまたとりあえずこんなとか、
またまたまたとりあえずこんなとか、
(ちなみにこちらは昨日寄ったBAR「
Shu-Ha-Li」の日中の姿)
…伝わりますかね?
(ことりっぷファンには申し訳ない気持ちでいっぱい、なんて。)
撮り終えたらこちらのお店で振り返りと秩父そばを食しました
入るとすぐに
イチローズ・モルトの樽
そばの杜へ
全員で2回の個室に集いまして、最終振り返り(気づきと学び)をしました。
研修生5人は端っこに集いまして、
他の10人くらいに聞かれるような感じで圧迫感ありました、なんて。
私個人的には、
・気にしない
・調整力
・ふるさとプロデューサーとしてのゴールの明確化
なんて書いた気がします。(たしかですいません)
気にしない、と言えど実際は気にします。
しかし、なんて言えばいいのか、自分の思想というか実現したいことを口に出すとか、そのために動くことって別に悪いことではないと思っていて、研修プログラム先の
NPO法人MyStyle@で学ばせていただいていることをベースに自分の
型とか
方を要して
0→1のことをしていくわけですから理解されないのも仕方ない。
なんてことを
いい意味の裏切りを実現させれたら必ず何か結果は出ると思っています。
そのための調整力という部分は第1・2クールでも出ていたワードですが、
実際行政マンであり
半官・半民を実現させている井上さんのおかげでいい後押しいたいなものをいただけた気がします。
そして、ふるさとプロデューサーとして自身が何を・誰と・どのようにプロデュースするか。その成果物は何か?という定義?考え方?ブランディング?みたいなこと中小機構と方とお話できたのがよかったです。
過去の記事で
城下町マーケットに絞ったとはいえ、自身が今後ふるさとプロデューサーとしてどのように導くのか。
庁内の有志の会や同期の会、先輩方との場でもそうなのかもしれませんが考え直す時間としてはいいタイミングだったのかも、しれません。
(現時点で迷いもありますが)
そんなことを感じ、みなさんに伝えさせていただきました。
研修生5人が発表したら研修はおしまい。
最後にみなさんと秩父そばをいただきました。
秩父そば
みそポテト・肉みそ・しゃくしな漬けの3点
食べた後には中間研修アンケートなるものを記入
無事に!?終えて最後に秩父神社前で集合写真
(
NPO法人ETICの加藤さんカメラにて。画質が…。)
そして我々MyStyle@チーム(川村さんと岩崎さん)は電車までの時間も少なく、急ぎ足で駅に向かう。(他の方はイチローズ・モルトが偶然にも買える店へ立ち寄ってました。)
お
礼の挨拶を済ませたところでレッドアロー号に乗車。